<< お知らせ | main | 発達障害Q&A~夫の協力~ 前半 >>
2015.11.15 Sunday
<発達障害Q&A>
Q 小1の子どもが寝ないので困っています。小さいころから、日中 に思い切り遊ばせてもお昼寝はしないし、夜もなかなか寝つきませんでした。その上、寝ても眠りが浅いのかすぐに起きてしまいます。とても辛いです。それに寝ないことと、子どもの発達がと ても気になります。
 

A  睡眠のリズムは体内時計が働いています。
夜になると眠くなり、朝になると目が覚めるのは、体内のメラトニンという物質が夜高く、朝には低くなることでリズムになっているのです。「小さい時から、夜は寝かせるのに苦労した」という 話をよくお聞きします。体内時計がうまく作動しにくい傾向が多いのかもしれません。

 

さて、体の調子を整える自律神経には交感神経と副交感神経があります。リラックスは副交感神経が、緊張・興奮は交感神経が優位に働いている状態です。ですので、良質な睡眠を得るには、どうすれば副交感神経優位の状態になるか、緊張や興奮をどうやって避けるかを考えることが必要です。

 

一つ目。
アロマ。特に匂いに敏感なお子さんに効果がありました。「この香りは気持ちが落ち着いて、眠くなるのよ」 と予め伝えておき、就寝時間が近くなったら、ラベンダーのような、気分を穏やかにする香りを流すなどです。

 

二つ目。
室内の照度を下げる。朝の光は、覚醒レベルを上 げますが、夜、室内が煙々と明るく、騒がしいままだと、交感神経優位のままになっています。これでは、寝なさいと言 われても、眠られません。大人が楽しそうなことをしているのに「どう して僕だけ寝なきゃならないの」 ということになり ます。


 

三つ目。
本人の好きなゲームなどは1、2時間前には終了 しておく。これもゲーム機やパソコンの光が頭を覚醒させて しまうからです。


 

四つ目。
何か小言を言いたい時は、睡眠の1、2時間前に終わらせておくことです。小言や叱責も覚醒レベルを上げて しまいます。寝る前は、ちよっと褒めてあげると本人は安心 して布団に入られるように思います。


 

他にもいろいろな工夫がありそうです。試してみてくださ い。

| 発達障害Q&A | 11:33 | - | - |