2017.11.17 Friday
 

<新患受付のご案内>

当院の診療は完全予約制となっております。
 初診のご予約は専用電話 011−252−7766にて受付いたします

 

                  新患受付に関してのお詫び

 

 諸事情により、本年度の新患受付を中止させていただきます。

12月6日(水)新患受付の予約も中止となります。大変申し訳ございません。      

 

    来年の新患受付の案内については、また改めてご案内させていただきます。

 

大変ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い申し上げます。

       

    ※田辺先生の家族相談(依存症関連)・精神科セカンドオピニオン外来(発達障害除く)

   の予約は随時受付しておりますので、ソーシャルワーカーまで連絡ください。

→自費診療となります(12月は27日PM14:00、15:00のみ予約可)

       

 

中野院長の受付はしばらく中止致しますので、ご了承ください。

     

     (代表電話での新規受付は行っておりませんので、ご協力お願い致します)

      

当院の外来ご案内は以下のとおりです


       鹿野先生   対象年齢:0歳〜 

              初診・再診ともに 木曜日 10:00〜11:30 金曜日 14:00〜17:30

       齋藤先生   対象年齢:18歳まで

              初診・再診ともに 第2・4水曜日 10:00〜11:30

       田辺先生   対象者:依存症でお困りのご本人・ご家族・ご本人に親しい方・関係者

                  通院先のセカンドオピニオンを希望するご本人

              毎月水曜日不定期 14:00〜


     ★ご予約状況により、ご希望の時間にご予約いただけない場合があります。

     ☆受付の担当者が必要事項の聞取り行いますので、ご協力をお願いします。

     ★各外来の詳細につきましては、それぞれの≪お知らせ≫をご確認ください。

     ☆一般外来の新規予約に関しましては、電話受付の日時を毎月ホームページにてお知らせします。

 

   受付専用電話が大変込み合っており、ご迷惑をおかけしておりますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

      

 

 

 

 

 

             

 

 

 

        

 

      

 

| 新患受付のご案内 | 10:42 | - | - |
2017.08.31 Thursday

 

本年(2017年)9月27日水曜日午後2時から田辺等先生が新しく外来を担当することになりました。

内容は以下のようになります。10月以降は、第1・第3水曜日の午後2時から定期的に外来を担当いただきます。

 

1.依存症についての家族相談

 お酒、パチンコ、買い物などが止められない家族がいる。そのために、本人の生活も仕事も人間関係にも支障を来している。止めるように何度も説得したのにまた同じ事を繰り返す。本人は相談窓口や病院に行こうともしないし、そもそもこんな事をどこに相談したら良いのか分からない。

「これは依存症っていうこと?」

「依存性は病気というけど、結局本人の気持ち次第でしょう?」

「依存症から抜け出すために家族は何をしたらいいのだろうか?」

「家族がしてはいけないこともあるのだろうか?」       などなど・・・

 

こんなご相談をお受けします。

ご家族やご本人に親しい方や関係の深い方であれば、複数でも構いません。

  時 間 : 1時間程度

    相談料 : 1万円(保険診療の適用にならないため、実費となります)

なお、ご本人の診察がない場合の薬の処方はできませんので、ご了承ください。

 

*依存症とは 

 生活や健康への支障や弊害が生じていることを分かっているのに、その物質の使用やその行為を行うことが止められなくなっている状態のことです。

依存症の種類

 1.物質依存(お酒、覚醒剤・大麻など違法薬物、睡眠剤などの処方薬、咳止めなどの市販薬)

 2.行為依存(パチンコ・スロットなどのギャンブル、買い物、ゲーム・ネットなど)

 その他 自覚があるのに自分の意志でやめられないDV、虐待、過食なども、依存症と同質の問題があります。

 

2.セカンドオピニオン外来(但し、発達障害は除く。)

 精神科疾患は、認知症やてんかんなどの一部を除くと、血液検査や画像、脳波などの客観的データーに基づいて診断をするわけではありません。従って、医師によって診断や治療方針が異なることもありえますし、はっきりした診断名を伝えられないまま、治療が行われることもあるかもしれません。

 今の治療に疑問や不安があっても、主治医を替えたり、転院するのは、簡単なことではないでしょう。現在の治療について、他の医師の意見や異なった視点を取り入れることで、ご自分の病状についての理解を深め、治療に納得したうえで、ご自身が主体的に治療方針に関わって行くことが可能となります。

 当外来で、そのお手伝いをさせていただきます。

ご本人が対象ですが、ご本人の了承があれば、ご家族と一緒でも結構です。

 

  時間:1時間程度

    料金:1万円 (保険診療の適用にならないため、実費となります)

 

紹介状と検査結果:できるだけ主治医の紹介状と心理検査結果をお持ちください。

*主治医との良好な治療関係を保つためにも、紹介状をご持参されることをお薦めします。

*複雑な事情がある場合は、お申込み時点でお話ください。

 

3.相談等申し込みについて

 予約制となります。

【予約について】

 予約日は、9月6日(水)9月13日(水)9月20日(水)のそれぞれ午後2時から電話で申し込みを受付致します。

 電話番号011−252−7766

 

 

 

 

田辺等先生ご紹介

 

1977年 北海道大学医学部卒業後、北大病院、北海道立緑ケ丘病院で精神科医療に従事

1990年 北海道立精神保健福祉センターに着任。カウンセリング、集団精神療法の専門家として部長を歴任

2005年〜2017年3月   同センター所長

2017年4月 北星学園大学社会福祉学部 教授

 

著書に「ギャンブル依存症」(NHK出版)、「精神保健相談のすすめ方Q&A」(金剛出版)。

共著に「心病む人への理解」(星和書店)、「精神療法マニュアル」(臨床精神医学第41巻増刊号、分担執筆)、「依存と嗜癖」(2013、医学書院)、「集団精神療法の実践事例30」(創元社)など。

エッセイに「住まいとこころ」(NHK教育テレビテキスト)「DIY入門−住まい自分流」に2007年度連載。

 

日本精神神経学会専門医、精神保健指定医

日本集団精神療法学会副理事長

第22回日本集団精神療法学会会長(2005年)

第56回日本病院・地域精神医学会会長(2013年)

全国精神保健福祉センター長会会長(2013−2014年)

| - | 16:13 | - | - |
2017.06.19 Monday

今年度の「当事者 勉強会」についてのお知らせです。

 

第1回 5月31日        自閉症スペクトラム について

第2回 8月30日        ADHDについて・両方がある場合

第3回 11月29日       二次障害について

第4回 平成30年1月31日   得意・不得意、感覚過敏とにぶさ・こだわり

 

好評につき 今年度も昨年と同じテーマで開催いたします。

多くの方に申し込みいただき どの回も定員に達しました。 ありがとうございました。”(5月20日時点)

 

申し込みができなかった方で あらたな参加をご希望の 方は 担当主治医までお申し出ください。人数が5人以上に

なりましたら臨時開催ができます。 (6月1日)

 

 

以上 よろしくお願いいたします。

| 法人の取り組み | 08:17 | - | - |
2017.06.15 Thursday

 

札幌もだんだんと暖かくなり、木々の緑も濃くなってきました。

この季節になると、ハナミズキの花も満開に咲いています!

 

アップで見ると...

 

そうなんです、実は札幌こころの診療所のマスコットキャラクターのウサギさんが持っているお花は、

このハナミズキという木のお花がモチーフになっています。

 

そして平成29年6月、ちょうどハナミズキの花が咲く季節に、札幌こころの診療所は、開院5周年を迎えました。

5周年記念日に来院して頂いた方には、札幌こころの診療所オリジナルクッキーをお配りしました。

クッキーは「社会福祉法人 さっぽろひかり福祉会 光ファクトリー」さんにお願いしました。

うさぎの顔もお花もひとつひとつが丁寧な手仕事です。

 

光ファクトリーのみなさん ステキなクッキーをありがとうございました。

 

 

5年という節目を迎えて、スタッフ一同心を新たに、一日一日を大切に丁寧な診療を心がけていきたいと思っております。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

札幌こころの診療所

 

 

 

| 法人の取り組み | 20:56 | - | - |
2016.05.23 Monday

                                                         

                                                 発達に特徴のある方たち向けの

『当事者 勉強会』 開催のお知らせ

  

当事者のための勉強会は、札幌こころの診療所が引っ越しをする前に行っておりましたが、

今年度より、復活させることにしました。

 

平成28年6月より、以下のテーマで、当事者向け勉強会を開催します。    

第1

6月29

自閉症スペクトラム障害 について

第2

8月31日

ADHDについて・両方がある場合

第3

11月30日

二次障害(派生しやすい問題)について

第4

H29年

3月29日

得意・不得意、感覚過敏とにぶさ、こだわり

 

 

 

 

 

 

 

詳細は、以下のとおりです。

  • 日時    原則第5水曜日、14:00〜15:30 
  • 場所    札幌こころの診療所 食堂にて
  • 講師    院長が担当します。
  • 対象    当院に通院されていて、すでに発達障害(自閉症スペクトラム障害《アスペルガ
  • 進め方  テーマに沿って説明、解説した後、ご質問やご意見などをお受けします。
  • 定員    10〜15名ほどの予定です。申し訳ありませんが、前回参加ご希望の方を優先させていただきます。

 

ご不明な点などありましたら、主治医までお尋ねください。

 

          平成28年5月

札幌こころの診療所院長 中野育子

 

| 法人の取り組み | 10:56 | - | - |
2016.04.14 Thursday
<ペアレントセミナー開催のお知らせ>

昨年度、好評だった親御さん向けのセミナーを、内容を変えて今年度も開催することとしました。
どれも親御さんに知っていただきたい内容ですので、毎回参加をお勧めしますが、いくつか選んでの参加でもけっこうです。
定員がありますので、事前申し込みをお願いしております。よろしくお願いします。


詳細などは、待合に掲示しておりますので、ご確認ください。
セミナー参加希望の方は、受付までにお問い合わせください。

 


〜前年度セミナー参加者のご感想〜
 
診察場面では、ゆっくり聞くことが出来なかったり、本で読んでもピンとこなかったり、今ひとつ理解しきれない部分について先生から聞くことが出来たのがとても良かったです。

次の講習までの一ヶ月間で子どもと新しい知識で向き合い、質問や疑問をセミナー時に先生に直接聞くことができたので、良かった。

本やネットなどからは得られない、細かい微妙な特性がたくさん知ることができました。

これまでよくわからなかったことが、自分なりに理解できました。

子どもたちの不自由さについてより理解ができた。

医師によるセミナーはなかったので、専門的な話が聞けてよかったです。

自閉症と何か、という基本から始まり、自閉症に起こりえる困難などを具体的に扱っていただいたのが良かったです。



などなど、沢山のご意見をいただきました。
今後もよりよいセミナーや勉強会開催の参考にさせていただきます。
ありがとうございました。



 
| 法人の取り組み | 17:40 | - | - |
2016.04.14 Thursday
<発達障害Q&A>
Q. 

高2のASD、ADHD合併の生徒がいろいろ注意するとすぐ窓から飛び降りるといいます。保護者は怖くて学校に行かせたくないと言っています。どうしたらいいでしようか?



A   

この生徒さん、字義どおりに本人に自殺の意図がありそうですか?

たとえば、うつ病などの精神疾患にかかっている可能性はありますか? もしそうであれば、まずは精神科に受診するのが先決でしよう。高校生であれば児童精神科医でなくても、一般精神科でも受けてくれるところは多くあります。

 

もし、うつ病などの問題がないのであれば、この生徒さんは 「飛び降りる」という言葉の効果と威力をよく知っているということですね。この言葉を聞くと先生も親もびっくりしてそれ以上叱ったり、怒ったりせずに黙ってしまい、自分の思うとおりになるという魔法の言葉になっているのでしよう。
 

おそらく、何か不満やストレスがあるのでしようが、この言葉を振り回されては解決のしようもありませんよね。
 

ではどうしたらいいのか、です。
まず、この言葉の魔力を解くのが先決です。「飛び降りる」と言われても、動じずに、穏やかな雰囲気のままに話を進めてみてはどうでしょうか。最初は魔法が解けだとは気付かずに、もっと過激な言葉やの行動を試すかもしれませんが、やはりこちら側は同じトーンでいくのがいいですね。

 

本人としては「飛び降りたくなるくらい嫌なことがある」という意味なのでしょうから、そのことを聞き出していく作業が必要になっていくことと思いますし、魔法を解くのも時間がかかることは多いです。学校に来られないのであれば、自宅で本人の話を聞くところから始めるしかないでしょう。自宅が高層のマンションであれば、念のため、窓のない部屋で。
 

このように、大人を操作するのに威力を発する言葉を見つけて、振り回す子どもたちがいます。言葉だけでなく、行動でもそうです。思い通りにならないと「死んでやる」と言ってみたり、それでも効果がないと包丁を振り回す、家を飛び出す、暴れる、暴力を振るう、などもするかもしれません。

その度に大人側が仰天して恐れをなしては、その言動はますます工スレートしてしまうことがあります。こちら側の反応を子どもたちはよく観察しています。(もちろん、他にも理由はありえるので、全部がそうとは限りません)

 

そういった言動を発せざるを得ない状況にいるというごとに気付くことがまず先決でしよう。何を訴えようとしているのか、何を解決したいのか、をうまく言語化できる術があれば、こんな言動は選ばないのかもしれません。どうしていいか分からない、どう伝えていいか分からない、分かってもらえない、 自分の感情を持て余している、などなどの気持ちが混沌と渦巻いているのでしょう。
 

その気持ちの部分を表面的な言動に惑わされずに引き出してあげることができると魔法は解けていくと思います。試してみてください。こちら側があまり子どもたちの言葉を字義どおりに受け取りすぎないように気を付けましょう。
 

えじそんくらぶ会報 『カラフルライフ』Vol.84より転記
| 発達障害Q&A | 16:49 | - | - |
2016.04.14 Thursday
<発達障害Q&A>
Q. 

小2女子の母です。先生の言っていることを理解できでない様子で、集団行動ができない (1人で好きなことをしてる)、勉強についていけないということで先生の方から指摘されての通級を勧められました。

衝動的に目に入ったことをしてしまう、次から次に好きなことに手を出す、じっとしてないでフラフラ好き勝手に立ち歩く、先生の言っている意味が理解できないのも、じっと話をきいていられないから理解できないというのが大きいようです。また、座っていられない、聞いていられない、計算が苦手などがあります。

現在、通級指導教室に通っていますが、病院へ行っていません。医療機関での診断を受ける必要があるのかどうか悩んでいます。
同居の義父母が「診断名が付くことで嫁入りの際に不利になる」とか「生命保険に入れなくなる」などと言います。「相手に伝えない選択もある」と伝えると、何かあったときに該断がついたことが後からわかると大変だといいますし、保険契約の場合は伝える義務があるため、それ以上の反論はできません。

義父母との関係もあるため私自身も悩んでしまいます。医療機関を受診することのメリットとデメリットを教えてください。



A.   

お話の様子ですと、多動と集中力の問題があるようです。もしかすると学習障害もあるのかもしれません。医療を受けるデメリットはよくわかりませんが、メリットはいくつかあると思います。

診断をつけるかどうかは別ですが、心理検査や知能検査、作業療法士や言語聴覚士による評価などは、本人の状態を客観的に理解する手助けになります。落ち着きのないうっかり者として、無駄に叱責されるよりも、ずっと本人の成長を促すことになるでしょう。

おじいちゃんやおばあちゃんの小学生の頃とは、教育の考え方も随分と変わってきています。本人の努力不足や親のしつけの問題にしてしまうのは、誰にとっても不幸なことと思います。

 

発達障害は、支障が出ることで診断につながりやすいので、 もともとあっても、診断を受ける年齢は様々ですね。環境によって目立つ場合もあれば、目立たないこともあります。環境の整備が大きな影響力を持ちますね。
 

例えるなら、「左利き」の状態と共通点があります。世の中、右利きが多数派なので、すべてが右利き仕様になっています。はさみもそうですし、改札のチケット投入口も右側です。レストランに行くとフォークもスプーンも右側に置かれてしまいます。まるで人間はすべて右利きというのが前提になっています。
数十年ほど前までは、左利きの子どもに対して、家庭や学校で右利きに「矯正」する練習をさせることがよくありました。親や先生にしてみれば、ゆくゆく不便なのだから、今のうちに「正しく」 直してあげるのが本人のためという思いだったのでしよう。

 

発達障害のある人たちが占める割合は、人口全体の5~10% あるいはそれ以上と言われています。これはとても大きな数字です。この数字は何に近いかというと、血液のAB型や左利きです。それほど多いということです。
 

ですので、これは障害者の数字ではなく、少数派の数字といえるのです。AB型や左利きを障害者とは呼びませんね。
 

さて、診断についてですが、特に今、診断をはっきりさせるメリットが本人にも家族にも思い当たらないのであれば、医療機関にかかる必要はないと思います。児童精神科は、他の病院と同じように、今必要という時に受診をすればいいと思います。小児科に行くのと同じです。
 

「保険加入」については、精神科でも内科でも診断名によっては加入に制限がつくのは、発達障害に限ったことではありません。最近は、さまざまな保険がありますから、多少選択の幅は狭くなったとしても、保険加入そのものができないわけではないと思います。
 

おじいちゃんおばあちゃんにしてみれば、いろいろと心配なのでしようが、発達障害という言葉が左利きと同じように使われる時代も夢ではないように思います。早くそんな世の中にしていきたいですね。
 

えじそんくらぶ会報 『カラフルライフ』Vol.85より転記
| 発達障害Q&A | 16:29 | - | - |
2016.04.14 Thursday
<発達障害Q&A>
Q.

小学生の子の発達状態に悩む親です。診断名がつくことが怖くて病院に行けません。発達障害と一度でも診断されると、その後、状態が良くなったとしても一生付いてまわるものですか? また、学校に知られるのが嫌で、教育センターでの検査も受けることができません。デメリットばかりが気になってしまいます。


A.

診断がつくことへの抵抗感はとても自然な気持ちと思います。まるで「最後の審判」かのように感じてしまって、「診断がついてしまったらおしまい」と不安になってしまうのでしょう。
でも、診断を最終ゴールにしてしまうか、スタート地点としてとらえるかは考え方次第だと思います。まずはこのように整理をしてみてはいかがでしょうか。

 

一つ目は、誰が診断を求めているか、です。対応に困っている担任が必要と言っているのか?親御さん自身なのか。あるいは、小学校高学年になると子ども自身が「僕は発達障害なんじゃないかな」と言い出す場合もありえましょう。
本人や親御さんが必要と思うのであれば、それを求めることに問題はないと思いますが、肝心の本人や家族ではない人たちが「診断してもらってください」というのであれば、これは、どうかな。。。。と思ってしまいます。

 

二つ目は、診断がつくことで本人にメリットがあるか、です。 メリットとはなんでしょうか。それまで自分勝手でわがまま、人の迷惑を考えない子といったとらえ方が間違っていて、困っているのは当の本人なんだ、ということが共有しやすくなるということだと思います。しつけが悪い、といった的外れの批判も同様です。診断は、こういった誤解を氷解してくれます。
周囲が共通の理解を持ったうえで、じゃあどうしようか、どういう関わりがいいのだろう、といった建設的な話し合いができていくものと思います。診断がはっきりすることで学校との連携がとりやすくなることはよくあります。

 

このように、誰が求めているかと、診断によるメリットがあるのかを確認してみてはどうでしようか。迷いがあるのなら、 急ぐ必要はないと思います。その前に、お子さんの成長について、主治医と話すべきことはまだまだ沢山あるはずです。
 

「診断がついてまわる」とはどのようなイメージがあって心配されているのかわかりませんが、診断を伝えたほうが本人のメリットになると思うのであれば、相手に伝えればいいし、そうでなければ特に伝える必要はないと思います。先ほども述べたように、診断はあくまでも本人のためのものです。学校側に伝えるかどうかも、本人にとってのメリットを考えて判断するのが良いと思います。
 

成長のために、学校が居心地の良く、楽しい経験を積んでいける場所であることが、何より大切です。診断が伝わることでそれが可能なのか、そうではないのか、は親御さんが判断しなくてはならないでしよう。でも、学校は本人のために親御さんと一緒に努力をしたいと思っているのではないかと思いますが、いかがでしようか。

えじそんくらぶ会報 『カラフルライフ』Vol.83より転記
| 発達障害Q&A | 16:00 | - | - |
2016.04.11 Monday

『大人の発達障害』専門外来開設のお知らせ

今年4月から18歳以上を対象とした発達障害専門外来を開設することにいたしました。
 
「大人の発達障害」は、マスコミなどでも大きく取り上げられるなど注目を浴びています。診断希望の方を受け入れる医療機関も年々増えてきました。しかし、この問題に注目が集まってから10年も経っていません。
ですので、診断の先にある課題については、まだまだ手探り状態なのです。
 
自分をどう理解したらいいのか、周囲の人とどう付き合ったらいいのか、自分の能力を発揮するにはどんな仕事が向いているのか、そして、自分らしい生活を作っていくにはどうしたらいいのか。
この専門外来では、こういった課題についても一緒に取り組ませていただきたいと思っています。
目指すのは、「自分のための社会的自立作戦」です。
 
以下のようなお困りごとのあるかた、お申込みください。
,發靴したら発達障害の診断がつくのではないか
⊃巴任呂弔い討い襪、これからどうやって自立していこうか困っている
職場でうまくいっていない
そ∀支援事業所などの活用を考えている

 対象は                   18歳以上で、高校に籍のない方。
              専門学校生や大学生はお受けしています。
 
 曜日は                   初診は毎週金曜日の午後になります。お仕事などをされている方には申                                  し訳ありませんが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
                                2回目以降の受診はご希望の日時でお受けできます。
                                                                                            
 新患のお申し込みは      毎月第4水曜の午後2時 から 予約専門番号(011−252−7766) で
            お受けします。
            お受けできる人数に達した時点で終了となります。
                                申し訳ありませんが、次月のご予約をお願いいたします。
 
 キャンセルは               どうぞ早めにご連絡ください。
 
 ご家族の相談       ご本人の受診を優先にしています。
 
 セカンドオピニオンは原則お受けしていません。どうぞご容赦ください。
 障害年金記載の目的のみのお申込みは、お受けしていません。よろしくお願いいたします。



 

札幌こころの診療所
院長 中野 育子

| 新患受付のご案内 | 12:53 | - | - |
| 1/6PAGES | >>